バビロンの流れのほとりに座(すわ)り シオンを思って、わたしたちは泣いた。 竪琴(たてごと)は、ほとりの柳(やなぎ)の木々に掛けた。 わたしたちを捕囚(ほしゅう)にした民が 歌をうたえと言うから わたしたちを嘲(あざけ)る民が、楽しもうとして 「歌って聞かせよ、シオンの歌を」と言うから。 どうして歌うことができようか 主のための歌を、異郷(いきょう)の地で。 エルサレムよ もしも、わたしがあなたを忘れるなら わたしの右手はなえるがよい。 わたしの舌(した)は上顎(うわあご)にはり付くがよい もしも、あなたを思わぬときがあるなら もしも、エルサレムを わたしの最大の喜びとしないなら。 (詩編 137:1-6) |