涸(か)れた谷に鹿が水を求めるように 神よ、わたしの魂はあなたを求める。 神に、命の神に、わたしの魂は渇(かわ)く。 いつ御前(みまえ)に出て 神の御顔(みかお)を仰ぐことができるのか。 昼も夜も、わたしの糧(かて)は涙ばかり。 人は絶え間なく言う 「お前の神はどこにいる」と。 わたしは魂を注ぎ出し、思い起こす 喜び歌い感謝をささげる声の中を 祭りに集う人の群れと共に進み 神の家に入り、ひれ伏したことを。 なぜうなだれるのか、わたしの魂よ なぜ呻(うめ)くのか。 神を待ち望め。 わたしはなお、告白しよう 「御顔(みかお)こそ、わたしの救い」と。 わたしの神よ。 (詩編 42:2-7) |