【マリアの賛歌】 そこで、マリアは言った。 「わたしの魂(たましい)は主をあがめ、 わたしの霊(れい)は救い主である神を喜びたたえます。 身分の低い、この主のはしためにも 目を留めてくださったからです。 今から後(のち)、いつの世の人も わたしを幸いな者と言うでしょう、 力ある方が、わたしに偉大なことをなさいましたから。 その御名(みな)は尊(とうと)く、 その憐れみは代々(よよ)に限りなく、 主を畏れる者に及びます。 主はその腕で力を振るい、 思い上がる者を打ち散らし、 権力ある者をその座から引き降ろし、 身分の低い者を高く上げ、 餓えた人を良い物で満たし、 富める者を空腹のまま追い返されます。 その僕(しもべ)イスラエルを受け入れて 憐れみをお忘れになりません。 わたしたちの先祖におっしゃったとおり、 アブラハムとその子孫に対してとこしえに。」 (ルカ 1:46-55) |